タイトリスト・ボーケイウエッジ セラコート/H-146

ゴルフクラブにセラコートしてますが、今日は「その後」のお話です。ヘッドにはセラコートグラファイトブラック、ロゴの赤にもセラコートで色を入れています。またスチールシャフトもセラコートブラックでコーティングしており、真っ黒なウエッジを仕立てました。その後、ゴルフ場でのラウンド6回、練習場数回、バンカーでの練習は数回に分けて計150球ほど使用しています。見ての通り、ソールとフェース面はしっかり剥がれています。バンカーで5~10球打つとこの状態になりましたが、剥がれたキワや傷が入ったところからパリパリ剥がれるようなことはありません。フェースも開いて使ったので溝の5本目くらいまで剥がれていますが下手くそなので剥がれ方が少々カッコ悪いですね。。ネックの部分の傷は、クラブを拾い上げるときに横着をしてクラブで拾うので、その痛み傷が蓄積されております。シャフトに関してはこれも少々傷はありますが、パリパリ剥がれることは皆無で下地の見える傷は小さなもの2か所くらいでした。
ワタクシが使用したレビューとしましては
①メッキでは反射するシーンでも落ち着いて打てる
②塗膜が薄いのでスピンが効かないなどの心配はない
③味のある剥がれ方でカッコイイと思う
事実、事実、主観・・ではありますが6ラウンド+遠慮なく酷使した結果であります。
この姿を見て「セラコート剥がれるんだ」「黒染めと変わんないじゃん」と思われた方もいるでしょう。実際、セラコートは非常に強く、シンナーに漬けようが、剥離剤に漬けようが、ハンマーで叩こうがへっちゃら・・・なんて(全て事実なんですが)ことが出来るので「絶対剥がれない」もセットに思うかもしれません。

残念ながらセラコートは剥がれてしまいましたが、これを見せて「セラコート絶対強い説」を暴いたり、剥がれたとき保険を掛けるつもりの記事ではありません。ここで分かっていただきたいのは、このような剥がれ方をするのはセラコートが強いからなのであります。サンドブラストをかけたように砂と接触している所だけしか傷は入っておらず、ほかのクラブとの当たり傷なんてほぼありません。実際、ラウンド前に練習場で打った際は傷一つ入りませんでした。まさか、、セラコート無敵?と塗装屋のワタクシですらラウンド無傷で行けるんじゃねと思ったほど。それほどプロの塗装屋でも初めての感覚でした。ちなみに練習場でセラコートの恩恵を受けた効果がありました。かっこいいから声かけられた、、とか云うしょぼい話ではないですが、次回検証して商品化?出来ればと思います。(練習好きには良いかも)

以前よりもどんどんカメラも良くなりましたので写真で「期待値」を上げることは容易になってきましたが、きれいな写真で「その後と事実」もお伝え出来るように更新していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

PS:事実を公開する写真で背景ぼかしちゃいけませんね、、反省

では

 

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