RS・WATANABEのアルミホイールですが、アルミ腐食の為に劣化したものをリフレッシュ作業でお預かりしました。見ての通りスポークにアルミ錆、元は切削仕様だったであろうリムにも腐食があり手磨き程度の手入れでは復活しない状況です。リムはアルミ地ですがスポークは見たところゴールドのようです。
作業に入りますがまずは念のため、スポーク奥側の表から見えないところからナイロンブラシを使いながら汚れを落としていきます。こちらのホイールは見ての通りアルミ地が裸になっているのでアルカリ系洗剤は控えて進めます(アルミと喧嘩するらしいです)。油汚れは落ちるのですがアルミ錆はなかなか取れてくれない。。ま、これで落ちるなら御自身で出来るメンテですもんね。
ある程度汚れが落ちたところから作業をウエットブラストに切り替えます。こちらはサンドブラストとは違い、もっと細かいメディア(水に溶くとクリームかと思うくらい)を高圧の水と共に噴射して汚れを落とします。吹き付ける圧を落として様子を見ながら。
今回ワタクシ日高が作業したのですが、ブラスト圧も極々落として、メディアを吹きかけるようにスタートし、吹き付けては水洗い&エアブロー確認、を繰り返しながら進めたところ少しずつきれいになっていく。色が落ちるという具合ではなくキレイになっていく感じでそのまま一周してみると、あれ?これシルバーだったんだ、と。となればもう少し圧を上げて、、4本完成。最後にリムは少し手磨きを入れて無事納品。そうしましたら後ほど元請け様から電話がありまして「あのリムはゴールドだった」んだと。いや、見た感じ薄いゴールドスポークかと思ってましたが、作業中に『剥がれる』感じはなくさらっと汚れが落ちるようにシルバーになっていった。もしゴールドだったら(いや、そうなんですけど)染まっていたのが落ちた、くらいの変化ではありました。
とはいえ、ゴールドのはずがシルバーになってしまいました。結果、このまま装着するかスポークに色を入れるかお客様が検討されることになりました。予定の仕上がりとは変わったものの、この状態から「色を入れようか」「クリヤー仕上げしようか」とさらに手を加えることを検討していただけることに只々感謝いたします。ということで今後「つづき」がありましたらまたご紹介します。
では
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