ダッジ・ラムトラック トノカバー塗装

先日、修理で紹介したダッジのトノカバーですが、元々は工事現場の飛来物で傷が入っており保険対応での修理でしたので今回は表面の塗装編です。社外品のFRP製トノカバーなので表面は波々になっていますが、それよりも旧塗膜が劣化して吸い込みの後に劣化してカサカサになっております。全て修正すると(やろうと思ってもなかなか難しいw)大変な時間=予算になりますので可能な限りですが修正します。旧塗膜は完全剥離とまではいきませんが重傷なところはなるべく排除して研ぎ落してから厚めの濃いめのサフェーサーを入れます。調子に乗って厚塗りしすぎると中が乾ききれず、それこそ後々のツヤ引けにもなりかねないのでメーカーマニュアル+α程度塗りこんでからしっかり焼きます。とにかく大きい部品ですので場所は取るわ手は届かんわで、やおいかんとです(大変で手がかかるという博多弁です)。さてサフェーサーをしっかり機械の力を借りて研いだら本塗りです。ドアなど立てて塗る物に比べて平置き状態は塗料が乗りやすい状態です。垂れる心配が無いので塗りやすくはあるのですが最近のハイソリッドクリヤーは表面が先に渇くと下から沸きが出てしまい塗り直しとなってしまいます。ですのでシンナー及び硬化剤の選択を温度に合わせてしっかりと行い、塗り込みたい気持ちを抑えながら塗り込み、晴れて完成であります。映り込みを見る限り、まぁまぁ塗ってるなと思いつつ、あとは沸きが出ないよう祈るだけです。
さてこちらのお車、ルーフも修理しなくてはいけないのですが、、なにせ車が大きくて、、いろんな作業を一緒に出来ません。。写真の撮り忘れも少々ありますが、ブログが書けそうなくらいあればまた載せますね。

 

では

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